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東海光学 べルーナ ニューログラン
2014年12月1日発売
 TOKAIは、常に高度なレンズテクノロジーを開発し、最新の脳科学による検証を積み重ねてきました。 求め続けるのはあなただけの自然な装用感を実現すること。 大いなる進歩は、お客様一人ひとりの目の個性に合わせた独自の最適補正システムにより、脳科学とインディビジュアルの融合、「Neuro Individual」として結実しました。 最上級累進屈折力レンズ「ベルーナ ニューログラン」、それはTOKAIレンズテクノロジーの進化の証です。
 1人ひとりの目とレンズとフレームデータにより、レンズ本来の最高性能を引き出し、お客様だけのOnly Oneレンズを極限まで追求します。
iロケーションリミックス
 一人ひとり異なる、そり角・前傾角・頂点間距離を測定する事でえられる、目とレンズの立体的位置関係(iロケーション)を設計に反映し最適化します。
マイチューンエンジン
 フレーム形状データとアイポイントデータにより独自の技術でレンズ設計を累進面から最適化します。 お客様だけのパーソナルメイドのレンズをお届けします。
標準玉型設計から玉型ベスト設計へ
 マイチューンは「玉型形状データ」に基づき、一人ひとりのフレーム形状、アイポイント(EP)位置を分析し、レンズ設計を累進面から最適化します。
マイチューンエンジンの基準数値
 最適化プログラム「マイチューンエンジン」の基準となる数値は玉型の天地幅35o/水平幅52oで、EP位置はボクシングセンターより上側3o、鼻側3oとしています。
フレーム形状データによる補正
 個々のフレームの玉型形状(大きさ、縦横の長さ)をもとに、補正を加え最適化。これまでにない快適な装用感を生み出します。
 たとえば、横長系のフレームの場合には、ユレ・歪みを左右に集中させることで、中央エリアのクリアに見える範囲を広げています。
 縦長系のフレームの場合には、近用エリアのユレ・歪みを遠用部分に分散させることで、全体的にマイルドな視界にしています。
フレーム形状データによる補正
 個々のレンズとアイポイント(瞳の位置)データから、補正を加えて、ユレ・ゆがみ・ボケを抑え、ベストなかけ心地を実現します。
 例えば、レンズ上方にアイポイントがある場合には、遠用視野を拡大し、近用エリアのユレ・歪みをマイルドにします。
 鼻側にアイポイントがある場合には、耳側エリアのボケを少なくシャープにします。
 多様化するライフスタイルに合わせて選べる4つのタイプと7つの累進帯長の組み合わせで、スマートに選べる28タイプのデザインです。さらにニューログラン専用マルチオプティマシステムでは、お客様の遠用度数と加入度数により約280,000パターンの中から最適な設計を自動選択し、あなただけの専用レンズを実現します。
選びやすい4タイプ × 7累進帯長
 お客様の好みやライフスタイルで選べる、4タイプの設計と7つの累進帯長を組み合わせた28の基本設計から、きめ細かくご提案いただけます。
ニューログラン専用マルチオプティマシステム
 遠用度数別・加入度数別に最適な累進面を設計するニューログラン専用システムです。約280,000パターンの中からお客様に最適な設計を自動選択します。
ライフスタイルで選ぶ4タイプ
 お客様のライフスタイルや用途に応じて選択いただけるようにユレ・歪みの少ないマイルドなタイプM、遠用がクリアな見え心地のタイプC。さらに中近重視のタイプNと、遠くも近くもワイドなタイプWの4つをご用意しました。
選べる7つの累進帯長
 累進帯長を11〜17mmまで「1mm」単位できめ細かく設定。装用者にとってのスムーズな切換えを実現するとともに、異なる累進設計からの移行にも柔軟に対応。
 人間本来のナチュラルな装用感を目指し、最新の脳科学で、両眼視野の向上という高度なレンズ設計を実現。
最新の脳科学でメガネレンズを開発
 東海光学は世界最先端の脳科学研究が行われている自然科学研究機構 生理学研究所(柿木隆介教授、乾幸二准教授)と共同で、メガネレンズをかけている時に脳の中でどの様に見えているかをテーマに、脳科学の最新の知見を基にした脳磁図(MEG)を使った基礎研究を続けてきました。今回、レンズ周辺部の鮮明さを定量化する技術の開発に成功。N式両眼リンク設計はその共同研究の成果によって生まれました。
■脳磁図(MEG)とは
 脳内には数億の神経細胞があり、脳はその神経細胞が興奮することによって情報処理を行っています。脳磁図は神経細胞の興奮に伴って流れる電流から起こる磁界の変化を計測、ミリ秒単位・ミリメートル単位の時間・空間分解能で、極めて安全な測定方法によって脳の活動を知ることができます。生理学研究所では306チャンネル脳磁計を用いています。
両眼で見たときのレンズ周辺部の鮮明さを脳科学で評価
数々のプロトレンズの評価を繰り返し、商品化
 レンズ周辺部を見た時の鮮明さを示す脳の活動が、最も大きいプロトレンズを基本設計として商品化をしました。
最新の脳科学から生まれたN式両眼リンク設計
 N式両眼リンク設計は、「E.N.スパイラルモデル」により、最新の脳科学から生まれた高度なレンズ設計です。
N式両眼リンク設計とは?
 累進レンズの場合、両眼で視線移動をすると、右目はレンズ特有のボケ領域をクリアしても左目がボケ領域にかかり、左右の見え方が違うため、よく見えていない事があります。両眼リンク設計は両眼の見え方を近似化する事で、広くクリアな視界を実現します。
従来の設計では、左右側方視のボケやゆがみの違いが影響し両眼で見る時に見づらい場合がありました。
両眼で見た時にボケやゆがみが左右同じ様になる設計をし、よりクリアで自然な見え方を実現しました。
脳科学メガネレンズシリーズで培った優れた特長を継承。
両面累進 + 両面非球面設計
  度数条件により複雑に変化する累進屈折力レンズを、両面設計で効果的に歪曲補正。単焦点に限りなく近い、スムーズでよりクリアな視界と軽薄化を実現しました。
スーパーフレキシブルインセット設計 NEW
 そり角・前傾角・頂点間距離を考慮する事でさらにお客様の目の個性にあわせたインセット補正を可能にしました。インセット量は0.1mm単位(0〜5.0mm)で指定でき、近点距離は25〜80cmまで指定可能です。
透過光最適設計
 レンズを装用した状態で、全面に対し最適な度数となるよう透過光束を評価。網膜上における結像性能の向上と、低ベースカーブ化によるレンズの軽薄化を両立し、さらに非点収差を抑え明視域を拡大しました。
乱視度数別最適設計
 乱視度数の全方位に対し光線追跡による収差補正を行う、高性能収差コントロール設計。最適なアトーリック面が可能となり、乱視度数でも視野が広く鮮明になりました。
ベルーナ ニューログラン の価格はコチラ

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