| 『パソコン遠中近レンズの通信販売について』 |
良くある質問の中から、パソコン遠中近レンズなどのレンズが、なぜ通信販売に向かないかを説明させて頂きます。
|
| T 加工上の問題・・・正確な眼の位置の測定が出来ません。 |
1.パソコン遠中近レンズは、レンズの中心と眼の中心を正確に合わせる必要があります。
(左右の位置・高さ)、度数にもよりますが、2ミリ以上ずれた場合には本来の機能を果たさなくなります。
フレームフィッティング後にアイポイントを測定し、それに基づいた加工をする必要がありますので
この加工位置の決定で見え方が大きく左右されます。
『手元が見えづらい』『側面が歪む』など
2.通販が可能な場合
@以前に当店でフレームをフィッティング後にアイポイントを測定したデータがある場合。
A現在お手持ちの遠近レンズと同じ位置・高さに於いての加工は可能です。
@・Aのどちらの場合にもそれが正確な位置かどうかを再確認できない為
そのリスクがお客様の負担となります。
このことをご了承の上でのご注文の場合のみ通販を承ります。(当店としてはお勧めしていません)
|
| U レンズの選択の問題 |
1.パソコン遠中近レンズは、数百種類に分類され、どれがお客様に最良であるかを
データだけで選択することは、非常に難しいのです。
*メーカー別 Nikon・SEIKO・HOYA など
*グレード別
*設計別
*累進帯長による分類
2.パソコン遠中近レンズは、各メーカー3段階のグレードに分類されます。
エコノミー 量販店などで販売されるもの
⇒『安い』 設計は8年位前にされたものが多いです。
スタンダード 一般的なもの 4年位前の設計
⇒『普通』 このクラスで通常は十分な機能があります。
ハイグレード 各メーカーの最高設計 オーダーメイド
⇒『高い』 個々の度数・PDなどの情報を元に個別にレンズの設計を変えて作成します。
『フルオーダー』製品は下記の4種類のみです。
*HOYA『ID』 *SEIKO『スーパーP1』
*PENTAX『パルファスF』*TOKAI『レガリアS』
3.累進設計分類 パソコン遠中近レンズは3タイプに分類されます。
一般的・・・・・・外面累進設計 全メーカーに有り
歪みを抑えた・・・内面累進設計 SEIKO・PETAX・TOKAI
フルオーダー・・・両面複合設計 HOYA『iD』
4.累進帯長の分類(8・9・10・11・12・13・14・15・16・18など)
⇒遠くを見る位置から近くを見る位置までの長さ
⇒この設計の違いで同じレンズ・同じ度数で作成しても見え方が大きく異なります。
5.屈折率(素材) 数字が大きくなればなるほど薄くなります。
1,5・1,56・1,60・1,67・1,70・1,74
6.コーティング分類
明るさ マルチ・ハイビジョン
撥水 汚れ防止 キズ防止
防曇 曇らないレンズ
7.その他選択項目
ガラス・ポリカ・調光・偏光・ミラー・カラー
見え方の保証をしたギャランティー付きのレンズ
HOYA 『ID』シリーズ
Nikon『バリラックス』シリーズ
TSL 『バリアル』シリーズ
この3点は、無償交換の制度がございます。
上記の分類でパソコン遠中近レンズは、数百種類に分類され且つ見え方も変わります。
どのメーカーのどのレンズ設計が良いかは、実際のテストレンズで比較して頂く事が重要です。
(個人差があります)
お客様自身の眼でしか選択することが出来ません。
他人の批評や情報だけでは、不十分です。
最低でも外面・内面設計の違い・累進帯長の違いは見え具合を比較体験・確認をお勧めします。
|
| V レンズ度数の決定 |
1.パソコン遠中近レンズは、遠方度数・加入度・PDなどで設定されますが実際にテストレンズを
セットして見え方の最終確認の必要があります。
単に、遠方用と老眼の度数設定だけでは、快適に使えるか不明瞭です。
2.重視項目が遠方視?近方視?歪みがないこと?どれを重視するかによって
最終的な度数の決定となります。
この、度数決定も処方箋・今までと同じ・眼鏡店の提案度数のどれを選択するか
全ての意思決定はお客様しか判断出来ません。
|
| W ご説明・アフター調整・フィッティング・お渡し |
1.パソコン遠中近レンズをご購入しようとした場合でも、状況によっては
中近・近々・二重焦点・中間度数で作成することが、良い場合もあります。
ご購入の前には、やはり全ての見え方を比較体験することが良いレンズ選択の基準となります。
レンズ種類の長所・短所のご確認をして頂ければ、より快適なレンズ選択が出来ます。
2.パソコン遠中近レンズレンズは、レンズの微妙な位置で見え方が変わります。
出来上がり時の調整・使っている間に於けるフレームの歪みの訂正など
きめ細かいフィッティングが必要です。
このフィッティングがなければ、本来の機能が大きく後退します。
または、歪んだり疲れたりなど見え具合の低下につながります。
3.使用上の注意・使用方法など、実際にメガネが出来た後にご説明することがたくさんございます。
|
| X 結論 |
1.パソコン遠中近レンズについては、単焦点(近視・老眼・遠視など)と比べお客様一人一人の
状況で、その選択は大きく異なります。
不便や疲れの解消の為、最適なレンズを使用してして頂く場合には、出来るだけ
時間を掛けて、各種レンズの特性を理解して頂き、じっくり比較・体験の中から
選ばれる必要があると思います。
2.当店としては、事前に少しでもご理解頂ける様にホームページの掲載・メールによる
ご質問への回答・ご来店頂き最適なレンズを選択できる情報とご提案をしていきたいと思います。
3.ご意見・ご不明点・ご質問などございましたらお気軽にご連絡下さい。
|
|
|
|
『れんず屋』古屋和義
|